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2017.07.21
トピックス 営農

茶の手揉み技術向上と伝承を 手揉保存会が品評会開く

静岡市茶手揉保存会が美和支店で、手揉製茶技術の改善と品質向上、技術の伝承を目的に品評会を開きました。市内から35点が出品され、審査の結果、森内真澄さん(葵区内牧)が優等に輝きました。審査は200gを1点とし、高塚光雄技術コンサルタントらが形状と色沢、香気、滋味、水色について審査しました。高塚審査長は「昨年は製造過程の高温による赤味が強かったが、今年はよい出来。上位入賞者は香りも優れ、栽培、製茶技術とも向上している」と評価し、大高一彦会長は「会員の技術の向上はもとより、お茶の原点である手揉みを多くの人に知って、親しんでもらいたい。イベントなどで積極的にPRしたい」と話しました。
手揉保存会は会員77人、新年の初揉や品評会、製造講習会の他、小学校や高校へ焙炉(ほいろ)を持ち込み実演・体験なども行っています。

【結果】 (敬称略)
優等:森内真澄(葵区内牧) 1等:玉井俊宏(葵区飯間) 1等:森内吉男(葵区内牧) 2等:牧野良治(葵区産女) 2等:岡崎航平(ネクト)

(2017年7月21日)