お知らせ
2022.09.17
トピックス 食農体験

親子でへそ餅づくり JA静岡市ソレイユくらぶ

 

静岡の農業や食文化を学ぶ「ソレイユくらぶ」に10組21人が参加して、お月見に供える静岡の伝統食「へそ餅」づくりを体験しました。水見色きらく市の勝山啓子さんを講師に、へそ餅の由来や月見が農産物の豊作を願う伝統行事であることに加え、材料の上新粉の原料が米であることから、稲作の起源や水田の役割なども学びました。へそ餅づくりでは、丸めて団子を平たくし、真ん中を指で押してへその形に。蒸している間、JA職員がお茶の淹れ方を指導。赤い新芽を出す珍しい茶「サンルージュ」を紹介し、レモン果汁を加えて赤く変化させるなど実演しました。(2022年9月17日)

へそ餅は、大井川から富士川周辺に伝わる月見団子で、徳川家康の幼少時、付き人が「丈夫に育つように」と、体の重要な部分であるへそを模して作った餅を食べさせたのが始まりと伝えられています。