お知らせ
駿府本山お茶まつり委員会が、静岡市歴史博物館と共催して同館で「本山MY茶壺『茶詰めの儀』」を開きました。徳川家康公が新茶を茶壺に詰め、山間部の冷涼な地域でひと夏を越し熟成した茶を晩秋に味わったという故事にならったもので、親子28組約60人が参加しました。参加者は「本山茶」について学んだあと茶詰めを体験。新茶を和紙の袋に詰めてミニ茶壺に入れ、防湿のため周りにも新茶を詰めて封印しました。駿河区から参加した小学3年生の青山大地さん(8)は「詰めるところが難しかったけどおもしろかった。誕生日の次の日に戻ってくるのが楽しみ」と笑顔で話しました。茶壺は井川へ運び、11月上旬に参加者に戻される予定です。
(2023年6月4日)