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2016.04.08
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露地物新茶初摘み―駿河区丸子地区

DSC_5865 「東海道丸子宿」に近い静岡市駿河区丸子の茶生産者松川洋平さん(36)の茶畑で、当JA管内で一番早い露地の新茶の手摘みが行われました。地元の茶農家や知人、友人など約30人が協力し早朝より、生葉約100㎏を摘み松川さんの製茶工場に運び約20㎏の荒茶にしました。
松川さんは「12年目になるが、今年は生育が早く2月後半から暖かくなり雨も降り養分を充分吸収して最高の出来栄え」と話しました。
摘まれた新茶はヤブキタより10日ほど早い「近藤早生(こんどうわせ)」で今から30年程前に丸子赤目ケ谷で近藤宏正さんによって選抜された丸子地域限定の品種茶です。松川さんは、2005年に近藤さんから「近藤早生」の幼木を譲り受け今では30aの茶園で栽培しています。アントラニル酸メチルというブドウやジャスミンに含まれる香気成分を持っており、この成分が特有の花香を生む香り豊かなお茶です。当JA管内は丸子地区から露地物新茶シーズンがはじまり4月下旬から各地で本格的な新茶シーズンを迎えます。

(2016年4月8日)