お知らせ

生産者の青木嘉孝さんが静岡市葵区の静岡大学教育学部附属静岡小学校を訪れ、5年生33人に「米づくり」について食育授業を行いました。社会科の授業の一環で、児童たちは教科書で県外の米産地について学んだ後、地元生産者の話を聞きたいという要望から実現しました。青木さんは児童からの事前質問に答えながら、農家の1日の過ごし方や1年を通じた稲作の流れを説明。「米づくりはどこからが始まりというものではなく、良い米を作るには良い苗、良い苗には良い種が必要。農業は生産者の努力と自然の恩恵で成り立っている」と話しました。授業を担当した坂井遥教諭は「実際に農家さんの話を聞くことで、インターネットの情報だけでは得られない学びを深めてほしい」と期待を寄せました。
(2025年10月2日)