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2021.05.08
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第63回献上茶謹製事業 静岡本山茶を皇室へ献上

 

静岡県茶手揉保存会と県茶業会議所が、静岡市葵区牛妻の「安倍ごころ」で、献上茶謹製事業を行いました。この事業は静岡県だけに与えられた伝統行事で、使われる茶は当JAの茶生産者葵区横山の小澤晃さんと葵区日向の牧野力雄さんが2年かけて育ててきました。手摘みされた12.5㎏の「ヤブキタ」の生葉は蒸した状態で会場に運び込まれ、5台のホイロで保存会の熟練技術者が約6時間かけて仕上げました。牧野さんは「責任のある事業で、無事に謹製を迎えられてほっとした」と笑顔で話し、小澤さんは「有機肥料を中心に丹精込めて育ててきた。静岡本山茶の山の香りと透き通った鮮やかな緑色、滋味深い味をお届けできれば」と話しました。

(2021年5月8日)