安全・安心なお茶ができるまで

安心・安全のための取り組み

生産者

  • 生産履歴を記帳しています。※生産履歴とは、その農産物がどのような栽培・製造過程を経てきたのかを明らかにし、安全性を証明するものです。
  • 茶工場の衛生管理を徹底しています。
  • 有機質肥料等で地力の向上を図り、環境に優しい肥培管理をしています。cha_ansin_po

JA

  • 生産履歴の記帳指導を行い安全性を確保しています。
  • 環境に優しい栽培方法であることを証明する、エコファーマー制度、特別栽培制度の普及に努めています。
  • 地域毎に異なる土壌環境を考慮し、その地域に適した肥培管理の指導を行うことで環境への負荷低減に努めています。

 

仕入の様子

お茶の仕入れ

生産者や茶工場で作られた荒茶は、直接、JA静岡市茶業センターや静岡茶市場へ持ち込まれ取引されます。
JA静岡市茶業センターでも静岡茶市場でも同じような流れで取引をして仕入れています。

静岡茶市場での取引

拝見

まず、持ち込まれた荒茶の本質を見るため、形状、水色、香りなど五感を生かして荒茶の持っている能力を感じ取り、仕入れの前にチェックします。この仕入れのチェック作業を『拝見』といいます。

値押し

続いて、その荒茶が気に入ったら価格交渉をします。価格は、その年の生育、出来具合によって異なり、まさに売り手と買い手の真剣勝負となります。これが、『値押し』であり、そろばん片手に売り手と交渉します。

手合せ

値段、条件などの面において折り合ったら、売り手と買い手の双方が3回手をたたき、交渉成立となります。そこで決まった価格を『手合値』といい、仕上げをする茶の原料、荒茶の仕入れとなります。